子どもが走り回れる 奄美の実家‐ペンション マリンテラス 若女将 外原 幸‐

名前
外原 幸
会社名
奄美大島 ペンション「マリンテラス」
キャッチコピー
「静かにしなさい」のない旅へ
一言
奄美大島で10年以上続く家族向けペンション「マリンテラス」の若女将。
都会での子育て経験を活かし、親子がのびのび過ごせる宿づくりに取り組んでいます。

子どもが走り回っても、誰にも気を使わなくていい宿

「静かにしなさい」「走らないで」「周りに迷惑でしょ」
家族旅行なのに、子どもを叱ってばかり。
宿に着いてもリラックスできない。
そんな経験、ありませんか?

奄美大島のペンション「マリンテラス」は、
子育て家族が気兼ねなく過ごせる宿です。

「周りの目が気になる旅行」から解放されませんか

小さな子どもを連れた旅行は、楽しい反面、気を使うことだらけです。
レストランで騒いだらどうしよう。
隣の部屋に泣き声が聞こえたらどうしよう。
ベビーカーで動けるだろうか。
考えることが多すぎて、旅行自体をあきらめてしまう方もいます。

マリンテラスには、そんな心配はいりません。
部屋は家族で過ごせる広さ。
子どもたちが走り回っても、誰も気にしない。
夏になると、どの子がどこの家の子かわからなくなるくらい、みんな自由に遊んでいます。
「親戚の家にみんなが集まった」みたいな空気が、ここにはあります。

手つかずの海と、母がイチから作る島の食卓

マリンテラスがあるのは、奄美空港から車で15分。
隕石が落ちてできた「クレータービーチ」の目の前です。
部屋からは波の音が聞こえます。

食事は、オーナーの母が地元の食材で一から手作りしています。
出汁から全部。
自分でタコを獲りに行くような人だから、
「郷土料理」と書いてあっても出来合いが並ぶような宿とは、食卓の景色が違います。
ここでしか食べられないものが、毎日出てきます。

2食付きで大人1名 税込約1万円。
幼児は無料。小学生は大人料金の半額です。

「子どもが小さいうちはお金がかかるから」
その気持ちがわかるから、この価格にしています。

家族で過ごす奄美の時間が届けるもの

  • 「静かにしなさい」と言わなくていい旅行
    子どもがのびのびと遊び、親もようやく肩の力を抜ける。
    家族全員が「楽しかった」と言える滞在になります。
  • 都会では絶対にできない体験
    手つかずの海で泳ぐ。
    台風が来たら何もなくなる不便さを知る。
    「買えば手に入る」が当たり前じゃないことを、子どもが自然に学びます。
  • 「また来年も来ようね」が続く関係
    一度きりの観光ではなく、毎年帰ってくる場所になります。
    赤ちゃんの頃から通い、今年高校生になるお客様の家族がいます。
    イタリアから毎年来てくださるご家族もいます。

大型ホテルにはできないこと、全部やっています

奄美大島にも、きれいなリゾートホテルは増えてきました。
設備は整っているし、サービスも丁寧です。
でも、「子どもが走り回っても誰も気にしない空気」は、なかなか作れません。

マリンテラスは、家族経営のペンションです。
開業して16年。
オーナー夫婦が「家族に優しい宿」をずっと目指してきました。
お客さんとの距離が近いからこそ、「二人に会いたくて来る」というリピーターが絶えません。

完璧な設備やラグジュアリーな空間を求める方には、向いていないかもしれません。
でも、「家族みんなで気兼ねなく過ごせる場所」を探しているなら、
ここはきっと、毎年帰りたくなる場所になります。

「ただ生きてるだけ」の毎日を変えたくて、私は島に帰ることを決めました

子どもを寝かしつけた後の静かなリビングで、ふと思うことがありました。
「私、毎日何してるんだろう」
仕事して、ご飯作って、洗濯して、寝て。
コンビニに行けば何でも揃う。
スーパーに行けば何でも買える。
便利で、不自由なんて何もない。
なのに、なぜかずっと物足りない。
そんな気持ちを抱えながら、神奈川で10年を過ごしていました。

服飾の夢を手放した日

奄美大島で生まれ育ち、高校卒業と同時に島を出ました。
沖縄の専門学校で服飾を学び、弟の上京に合わせて関東へ。
原宿で販売の仕事に就いて、「やっと自分のやりたいことができる」と思っていました。

でも、そのタイミングで父の建設業がうまくいかなくなったんです。
弟の学費も稼がないといけない。
服飾の夢は、諦めるしかありませんでした。

事務の仕事を掛け持ちして、とにかく必死に働いた時期。
やりたいこととは全然違う毎日だったけど、「今はしょうがない」と自分に言い聞かせていました。

予想もしなかった出産のトラブル

その後、印刷会社に就職して、中学からの幼なじみと結婚。
ちょうどその頃、父と母が奄美でペンションを始めました。
でもネットなんて全くできない二人。
予約はFAXで受けているような状態で、「私がやるしかないか」と遠隔で手伝い始めたのが最初でした。

そして長男の出産。
産道を通るときに脳内出血を起こしてしまったんです。

幸い、息子に後遺症は残りませんでした。
でも「3歳まで何かあるかもしれない」と言われ、受け入れてくれる保育園が見つからない。
復職は諦めるしかありませんでした。

「どうしよう」
そう思ったとき、母から電話がありました。
「もうちょっとお客さん増やしたいけど、楽天とかができないんだよね」
「じゃあ、やるよ」

あの一言が、私とペンションの本当のつながりの始まりでした。

島に帰るたびに気づく、「時間の違い」

それから10年以上、経理も予約管理も、神奈川からずっと遠隔でやってきました。
在宅ワークなんて言葉がまだない時代から、ずっと。

毎年夏になると、子どもたちを連れて奄美に帰ります。
そのたびに感じるんです。
島に帰ると、時間の流れが全然違う。

仕事の合間の30分、ちょっと海に泳ぎに行ける。
波の音を聞きながら、ぼーっとできる。
神奈川では絶対にできないことが、島では当たり前にある。

一方で、台風が来るとスーパーから食べ物が消えます。
棚に何も並んでいない。
船が止まれば、届くものも届かない。

でも母は「もったいないばあさん」と呼ばれるくらい、何でも工夫する人。
玉ねぎの皮はお茶にするし、あるもので何とかしてしまう。

「不便さって、実は大事なことなんじゃないかな」

神奈川で「買いに行けば何でも手に入る」と思っている子どもたちに、
「ないなら別のもので代用する」「いつでもあるわけじゃないから備える」
そういう感覚を経験させたい。
そう思うようになりました。

赤ちゃんだったあの子が、もう高校生になる

うちのペンション「マリンテラス」は、奄美空港から車で15分。
隕石が落ちてできた「クレータービーチ」の目の前にあります。

父が目指してきたのは、「家族に優しい宿」。
部屋は広めで、子どもたちが走り回っても気にしなくていい。
どの子がどこのお家の子かわからなくなるくらい、みんな自由に過ごせる場所。
幼児は無料。小学生は大人料金の半額。
2食付きで1万円ほど。
母が地元の食材で一から作る料理は、出汁から全部手作りです。
自分でタコを獲りに行くような人だから、他では食べられないものが食卓に並びます。

そんな宿だから、リピーターさんがとても多い。
幼い頃から毎年来てくれていた子が、今年もう高校生になる。
イタリアから毎年来てくださるご家族もいる。
夏はもう、親戚の家にみんなが集まったみたいな雰囲気になります。

でも正直に言うと、今のお客さんは「父と母のファン」なんです。
二人に会いたくて来てくれている。
だから私は、自分たち家族もそういう存在にならなきゃいけない。

だから私は、家族5人で島に帰ります

来年の3月、夫と男の子3人を連れて奄美に戻ります。

70代後半の父、60代の母、あと数年で100歳になるの祖父。
母は祖父の介護もしながらペンションを切り盛りしている。
「今しか帰るタイミングはない」
夫とそう話して、決めました。

子どもたちは「奄美に住みたい」とずっと言ってくれていた。
川崎は正直、子育ての環境としてちょっと心配なところもあった。
全部が重なって、「今だ」と思えたんです。

帰ったら、父と母にはできなかったSNSの発信に力を入れたい。
夏はお客さんが来てくれる。
でも、冬の奄美の良さをもっと届けたい。
ペンションだけじゃなく、奄美全体に関わっていける形を作りたい。

同級生も半数以上が島に戻ってきています。
みんな一度外に出て、それでも帰ってきた仲間。
夫とも「みんなで何かできたらいいよね」と話しています。

大きなホテルが来て、地元にお金が落ちない。
そんな構造を、少しでも変えたい。
30代、40代が動ける形を作りたい。
まだ何ができるかは正直わからないけど、
「ただ生きてるだけ」の毎日はもう終わりにしたい。

波の音が聞こえる場所で、家族と一緒に、次の10年を始めます。

「子連れ旅行、もう疲れた」と思っているあなたへ

家族のために計画した旅行なのに、
子どもを叱ってばかりで終わった。
周りに気を使いすぎて、自分が全然休めなかった。
「もう旅行なんていいかな」と思ってしまった。

もしそんな経験があるなら、知ってほしい場所があります。

実は、多くのお父さん・お母さんが同じことで悩んでいます。
「子どもが小さいうちは旅行を楽しめない」
そう思い込んでしまっている方が、本当に多いんです。

でもそれは「場所」が合っていなかっただけかもしれません。

マリンテラスでできること

  • 家族みんなで、気を使わずに過ごす
    子どもが走っても、騒いでも、泣いても大丈夫。
    「静かにしなさい」と言わなくていい時間が待っています。
  • 奄美の海と島の食卓を、丸ごと体験する
    目の前はクレータービーチ。
    食事はオーナーの母が地元食材で一から手作り。
    幼児無料・小学生半額だから、家計にも優しい滞在です。
  • 「また来年ね」が始まる
    一度来ると、不思議とまた帰りたくなる場所です。
    赤ちゃんの頃から毎年通い続けているご家族が何組もいます。

まずは、のぞいてみてください

「予約するかどうかは、まだ決めなくていい」
そのくらいの気持ちで大丈夫です。

ホームページやSNSを見ていただければ、
マリンテラスの空気が少し伝わると思います。
気になることがあれば、お気軽にお問い合わせください。
小さなご質問でも、一つひとつお返事しています。

あなたの家族にとっての「毎年帰りたくなる場所」が、
ここにあるかもしれません。

ご予約・お問い合わせ

📍 ペンション マリンテラス
鹿児島県奄美大島|奄美空港から車で約15分

この記事を書いた人

まみ助

「読む人を物語の世界に引き込み、感情を体感させる」ことを信条とするストーリーテリングが強みの編集ライター。関わった書籍は商業出版では60冊以上、自費出版では70冊以上。人物の本質に迫るインタビューには定評があり、「文章だけで描く似顔絵師」の異名を取る。すべての登場人物のペルソナを丁寧に作り上げてから物語を紡ぐため、作品には高いリアリティを誇る。「無理のない範囲で、自分のできることをする」「常識を打ち破れ!」をモットーに、信頼関係だけで繋がるチームメンバーと一緒に活動中。

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